習近平
胡錦濤前主席が世界の報道の中でつまみ出されるという衝撃の状況。
政権上位を占める面々は全員が子飼いだそうで、もう完全に独裁体制を敷いたということになった。
今後の流れとして、知識人、民間経済人、優秀な頭脳を持った人材が、国外へ流出する流れがいっそう強まるようだ。
開放政策によって驚異的な発展を遂げてきたが、徐々に成長は鈍化していくだろう。
監視と容赦ない取り締まりで発言の自由がない中国社会で、不満や鬱積がいたるところで溜まっていく。。
習近平が歴史に名を刻もうと野望を前面に出したとき、台湾有事が勃発するだろうと言われている。
海を隔てた台湾への侵攻であり当然海軍力が問われるわけだが、これはもう米国の前では手も足も出まい。ロシアがウクライナ侵攻で実力を晒したと同じことが起きるのではないかと私は考える。
ただ、日本国とて他人事ではすまされないのは言うまでもないことだ。中国艦艇の情報収集や沖縄米軍基地の警護はもとより、米機動部隊の護衛そのものの任を求められることになるかもしれない。
これまで他人事であった戦争の渦に実際に巻き込まれるという懸念が生じるのである。